Milano Salone 2018

飛驒産業は本年もミラノサローネに出展いたしました。
サローネにご来場いただいた方々、誠にありがとうございました。
今回も好評のうちに幕を閉じたミラノサローネ。
匠の技に対する高い評価と、たくさんの素晴らしい出会いにめぐまれました。

Hall 10 Stand E23

Salone del Mobile.
Milano

開催期間:
2018年4月17日~22日
会場:
ローフィエラ ミラノ
展示ホール:
ホール10
展示ブース:
E23
公式サイト:
http://www.milanosalone.com/

Newest Item 20182018年最新作

    SORI YANAGI COLLECTION
    Bar Stool

    柳工業デザイン研究会の監修のもと、飛驒産業で製作している柳チェア肘なしタイプ(YD251)のデザインを踏襲し、新たにカウンターチェアを生み出しました。

    gifoï
    Lounge Chair

    2016年のミラノサローネで発表されたアトリエ・オイとのコラボレーションで生まれたgifoï 。本年はラウンジチェアのプロトタイプを出展。杉圧縮柾目材の魅力を世界に提案します。

Conceptコンセプト

Bent & Compressed
曲げ木と圧縮材、飛驒が誇る2つの匠の技。

飛驒産業の原点と言える技、それが飛驒の匠から伝承した「曲げ木」の技術です。
曲げ木とは、木材を蒸煮することで軟化させた後、曲型にはめて固定し、乾燥させ曲面に形成した部材のこと。優雅で美しい曲線を作り出すのはもとより、木理を通すことで強くしなやかな形状を作り出すことができ、さらに削り出す加工に比べ、木材を無駄なく利用できる利点があります。飛驒産業は、深い曲げに適している「プレス曲げ」や、3次元の加工も可能にする「手曲げ」など、5つの曲げ木の技を持っており、どんなデザインにも合わせることができます。そして、この伝統の曲げ木の技術は、やわらかく傷つきやすい特性から家具には不向きとされる杉の可能性も広げています。内側を圧縮させる曲げ木のノウハウを取り入れ、杉を蒸煮し木材組織を軟化させて圧縮することで、強度の高い杉材へ。圧縮後に湿度の影響で元に戻ってしまう難題に直面するも、薬剤などは一切使用せずに形状を変化させないよう徹底して研究。美しい杉柾目を活かした家具がこうして誕生したのです。

Products製品

Bent wood 曲げ木

  • SORI YANAGI COLLECTION

    Designed by Sori Yanagi

    座っていい。見ているだけでもいい。

    飛驒産業は、日本のプロダクトデザインの礎を築いた柳宗理デザイン作品の復刻を行っています。高度な曲げ木技術を肘木部分に活かし、オリジナルの造形を崩すことなく完成させたアームチェアは、2017年、ロンドンの国立ヴィクトリア&アルバート美術館のパーマネントコレクションとして選定されました。また今回は、柳工業デザイン研究会の監修のもと、新たなカウンターチェアも出展します。

  • SEOTO

    Designed by Motomi Kawakami

    せせらぎの調べに憩う人々を、包むがごとく。

    プロダクトデザイナー川上元美氏による、背板からアーム部、後脚までが一体となった軽快なフォルムが印象的なチェア。美しい曲線を描く背板には、曲げ木の技術が存分に活かされており、大きめの座面とともにしっかりと身体を支えるため、ホッと安らげるゆったりとした座り心地を得ることができます。また、短めのアーム部はつかみやすいディティールで動作の邪魔になりにくく、肘置きになるだけでなく、立ったり座ったりする動作をスムーズにしてくれます。

  • kinoe

    Designed by Ibuki Kaiyama

    枝の美しさを活かした家具。

    笠木(椅子の背もたれに横渡しされるパーツ)に木の枝を使用した、貝山伊文紀氏デザインによる、自然の形・質感が特徴的なチェア。不均一で扱いづらい枝ですが、枝の表情をそのままに曲げ木加工を施すことで、身体を優しく包み込む掛け心地のよい背あたりを実現しています。また、「kinoe」の誕生により、幹は家具やフローリング、葉はアロマオイル、そして枝は「kinoe」が素材とすることで、森のスギやヒノキは丸々一本、無駄なく使えるようになりました。

  • TATAMIZA

    Designed by Kenya Hara

    日本の書斎の風景を変えていく。

    日本を代表するグラフィックデザイナー原研哉氏が、自身の書斎での使用を考慮し、理想を具現化した座椅子。背もたれは、板状であると存在感が大きくなりデザイン性に欠けるため、可能な限りミニマムに。腰を支える機能だけあればいい… その想いから、曲げ木の技が存分に活かされた一筆書きしたかのような簡潔なフォルムが生まれました。2017年、ロンドンの国立ヴィクトリア&アルバート美術館のパーマネントコレクションとして選定されました。

Compressed Japanese ceder 圧縮杉

  • gifoï

    Designed by atelier oï

    「岐阜+オイ」ー飛驒の技とスイスの才能の出会い。

    スイスのデザインスタジオ「アトリエ・オイ」とのコラボレートにより誕生した「gifoï(ギフォイ)」。インスピレーションを受けたのは、岐阜県の温泉でよく見られる岩石。背と座に圧縮杉材等を用い、自然に磨かれたなめらかな岩石の触感を表現したシリーズです。今回は、杉圧縮柾目材を用いたパーソナルチェアのプロトタイプも出展しています。

  • HIDA

    Designed by Enzo Mari

    すべては日本の杉を活かし、森を守るために。

    イタリアデザイン界の巨匠エンツォ・マーリ氏と飛驒産業のコラボレーションによる、圧縮杉材を本格的に用いた家具づくりプロジェクト。サステナブル(持続可能)をテーマに、間伐せざるを得ない状況にある国内杉を有効活用し、森林整備と資源育成に貢献すべく、HIDAシリーズはすべて国産杉を使用。杉材が持つ多くの節を個性と捉えた、自然の美しさが感じられるプロダクトが揃っています。

  • KISARAGI

    Designed by Motomi Kawakami

    杉圧縮柾目材という革新。

    世界初、杉圧縮柾目材を活用したダイニングチェア。杉ならではの直線的で凛とした杢目の魅力を活かしたい…その想いから、木の節などが出る「板目材」ではなく、より精度の高い均一な圧縮技術が要求される「柾目材」による圧縮材の開発に挑戦。その成功が、美しい柾目と直線が引き立つ「KISARAGI」を誕生させました。デザインは多くの杉の家具シリーズを手掛ける川上元美氏。「KISARAGI」の名には、草木が更生するという意味があり、まさに国産杉材活用の門出を象徴する名前となっています。

  • HTS-EX SUGI

    杉柾目の美しさを飾らずシンプルに。

    上質と高級感をテーマとするオーダーテーブルシリーズ「HTS-EX」に、飛驒産業独自の「杉圧縮柾目材」を用いたテーブルが加わりました。三大銘木であるマホガニーやチークを想起させる赤褐色の表情は、空間をより上質に演出し、時間とともに木のぬくもりや味わいが深まっていきます。また、丁寧に加工されることで現れた柾目は、日本の緻密なモノづくりを体現しています。

About us私たちについて

HIDA

What is HIDA?

今日も伝統から、創造が生まれる。

飛鳥時代より、我が国の木工文化を担ってきた“飛驒の匠”。その歴史と精神を脈々と受け継ぎ、真摯にものづくりの心と技を磨いて、約1世紀。伝統から、創造へ。岐阜県、飛驒高山の地では、今日も職人たちの手により、木が持つ個性や自然の造形美を大切にした家具が生み出されています。どうぞ、飛驒が培ってきた素材、技術、美意識、そして世界で活躍するデザイナーたちの感性が融合したプロダクトたちに触れてください。本物と生きていくよろこびが、手のひらを通じて満ちてくるはずです。

With New Logotype

2017年、私たちはお客様とのコミュニケーションの場として東京ミッドタウンにフラッグシップとなる「HIDA」をオープンいたしました。このショップとともに誕生した明快で力強いロゴタイプには、より広く、世界のお客様に喜んでいただける企業になるという決意が込められています。100周年を2年後に控えた今、私たちは「HIDA」のロゴをユニバーサルブランドとして歩むためのフラッグとし、飛驒の匠の心と技を世界に発信していきます。